VAV俱楽部2025年1月 例会のご案内
◆講師：アルビオンアート株式会社　社長　有川 一三　様
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「ジュエリーは聖なる芸術である」とは有川さんの弁。
宝石・ジュエリーの芸術性と精神性を広く伝えるために、30年以上にわたりコレクション活動を続けられ、その貢献が認められてフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与されるなど、国内外のジュエリー界に多大な影響を与えておられるのが有川一三さんです。
有川さんが率いるアルビオンアート社は、今年12月6日から来年の3月16迄開催されるソウルのロッテ美術館で世界でも初めてとなるメソポタミア時代から1950年代迄の人類5000年の宝飾史の展覧会のほか、国内外の数多くの展覧会にも協力しておられます。
早稲田大学政治経済部をご卒業後、宝石の有川に入社され、宝飾品研究のため渡欧。昭和60年にはアルビオンアートジャパン株式会社を設立され、昨年の春まで13年間にわたり東京藝術大学で教鞭を執られました。
赤坂にあるオフィスには、世界中から超一流の作品が集まり、連日多くのVIPが訪れています。
さらに、40年以上にわたる「美」の追求を描いた大著『聖なる宝飾芸術～永遠の美を求めて』がフランスのフラマリオン社から発行され世界中に大きな衝撃が走っています。なんとこの本、4㎏もあるというから驚きです。この書籍では、比類のない芸術的・歴史的価値を持つ作品や、ヨーロッパ各地の王室が所有する貴重な宝石、カタール美術館の傑作コレクションなどが多数紹介されています。
世界一のコレクターとなられた今でも「まだまだこれからですよー」と謙虚におっしゃる有川さんは本当に素晴らしい方です。
またとない貴重な機会です。当日はじっくりと拝聴したいと存じます。

近藤昌平　記