講師:株式会社産業経済新聞社 前会長 熊坂隆光様
ようやく暑さも落ち着いているであろうVAV倶楽部8月の例会は産經新聞社、前会長 熊坂隆光様をお迎えしました。
「産經新聞」と言えば過去から現在に至るまで常に自分たちの論調を崩さない強いジャーナリズムを持ち、真実を正確に伝えることに強い信念を掲げておられます。
熊坂さんは大学ご卒業後、産業経済新聞社へ入社。以来、ワシントン支局長、東京本社編集局長など数々の要職を務められ、2011年に産経新聞社社長にご就任されました。また、2013年には、日本新聞協会の副会長を務められるなど素晴らしいご活躍ぶりです。
社長時代「デジタル時代を生き抜くためにはどれだけ会社がアナログの凄みを理解できるかだ。これが新聞社の生き残る道だ」人と人との結びつきが特ダネやきちんとした原稿に結び付くと仰っていた熊坂さん。あらゆるものがデジタル化と叫ばれて久しい昨今ですが、大事な根っこは「人と人」(アナログ)だと改めて考えさせられました。
また、新聞に書いてあることが本当に正しいのか、常に疑ってほしい「事実はどこにあるのか」を見極められる、賢い読者・視聴者であってほしいとも仰っています。
誰にも公平で気軽にお話させていただける、マスコミトップを極められた方には珍しい方です。やはりお人柄ですね。
余談ですが、産經新聞一面に連載されている『朝晴れエッセー』が毎朝楽しみです。産經新聞はとても読みやすく良い新聞です。
貴方もぜひご購読されてはいかがでしょうか。
近藤昌平 記